タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 恋瀬川/恋瀬川源流・霞ヶ浦水系 市町村: 石岡市 (登録日: 2006/04/11 更新日: 2011/12/10)
峰寺山西光院の舞台と峰を染める山桜ほか・石岡市峰寺山西光院は平安初期の大同年間京都から来た徳一大師の開基と伝えられている。徳一大師は学人で法を広く伝えた。この寺には大きな木造11面観音像が安置されている。古、戦火にも遭ったがほぼ無事に残されている。(新編常陸国誌)ここは古くから筑波山の名所のひとつであった。「筑波山恋明書」に筑波山の名所として貞亭4年正月刊(1687)(貞亭4年は松尾芭蕉が鹿島を訪れた年)に嶺寺吊し堂の紹介や嶺寺、吊し堂の歌・立木観音の歌が載っている。(大正2年復刻版筆者蔵)当時立木観音は峰寺を下った場所にあったらしい。歌は後に紹介する機会もあるかも知れません。また、明治37年東京 交通世界社刊 ”筑波山” 岩上長作著 崙書房影刻 昭和50年・筆者蔵にも筑波山付近の景勝及び要地の中に”◎峯寺山”が紹介されている。筑波からは女体山の連脈から雑草叢生の中、十三塚峠、湯袋を経て峰寺山へ・・。「筑波山恋明書」菊池氏の訳文です。筑波山の三百数十年前の興味深い読み物です。http://www.konan-wu.ac.jp/~kikuchi/bungei/19/tsukubaji.html