タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 景観・霞ヶ浦 市町村: かすみがうら市 (登録日: 2008/07/09 更新日: 2011/12/10)
前浜造成・霞ヶ浦かすみがうら市田伏08/05 霞ヶ浦の水はおもに水道、かんがい用水、工業用水などに使用されまた、漁業、レジャーなどで多くの人が利用しています。霞ヶ浦の周囲は洪水から守るため護岸提が築かれています。堤の下はコンクリート部分が多く、以前にあった浅瀬やウエットランドがほとんどなくなりました。霞ヶ浦は年間を通じかなり風の影響を受けやすくまた、雨で水位の変動もありヨシやマコモなど植生帯も少なくなりました。護岸提完成前は2mぐらいまでの浅瀬には沈水植物の群落がそちこちにありました。そして、最近では水辺から隔離された陸地部分にヨシが植えられ、陸上のヨシ帯が多く完成しました。水際の植生が少なくなりフナやコイ、タナゴなど旧来の魚の産卵場所と隠れる場所がなくなってしまいました。最近になってこれらの研究が進められるようになり、前浜が試験的に作られ始めました。厳しい自然との闘いですが日本の技術の世界に向けての第一歩でしょうか。