カテゴリ: 妙岐の鼻*野焼き タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 景観・霞ヶ浦 市町村: 稲敷市 (登録日: 2004/03/03 更新日: 2011/12/10)
妙岐の鼻*伝統の野焼き(浮島湿原)2004良い葦作りのために◆霞ヶ浦最大の湿原*妙岐の鼻◆茨城県稲敷郡桜川村。妙岐の鼻は浮島、和田浦に隣接した素晴らしい湿原です。妙岐の鼻は霞ヶ浦最大の茅葺き屋根に使用する茅場です。最近では茅葺き屋根も少なくなりましたが、伝統的な霞ヶ浦の茅生産は、現在も続けられています。葦を主体とする植生の他、最近霞ヶ浦であまりみられなくなった湿原植物も多く残されています。稲敷大橋の下付近では現在はわかりませんが水苔なども多くみられました。野焼きは、十数年前までは、伝統行事として、夜間花火と共に行われていたそうです。04年3月3日、野焼きは朝10時から今年の場所として、稲敷大橋近くの部分が行われました。野焼きの後は、きれいな茅が直ぐ芽をだしてくるそうです。この付近の広い部分が今年04年の秋頃水郷筑波国定公園に追加指定されるそうです。指定されるのを機会に国定公園としての認識が高まるとよいと思います。今までの水郷筑波国定公園は余り認識されないまま今日に至りました。その間霞ヶ浦の景観は大きく変化しました。国定公園とは。もっと議論があって欲しいと思います。