カテゴリ: 山王川植生浄化施設 タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 外来種雑草 市町村: 小美玉市 (登録日: 2005/11/07 更新日: 2011/12/10)
山王川浄化施設と外来種雑草オオフサモ他05秋山王川浄化施設にある外来種雑草のオオフサモとキシュウスズメノヒエがあふれだしてきました。水辺の景観の移り変わりとして見学すると勉強になります。水生植物による水質の浄化には期待されるかも知れませんが来年の夏には足の踏み場もなくなるでしょう。また、大雨の後これらの植物がちぎれて他の場所でも増殖するでしょう。霞ヶ浦岸辺で波や出水によって比較的水をかぶる機会が少ない場所では植物の実生などの成長が悪いようです。例えば霞ヶ浦大橋下のタコノアシの実生が05年春、沢山芽がでましたが河川の増水などが今年は少なかったので成長しませんでした。霞ヶ浦からの栄養が届かなかったのです。また、昨年は22号、23号台風などで冠水が続き長期間水をかぶって大きいタコノアシが枯れてしまいました。オオフサモも非栄養の岸辺では長年成長しないまま小さなロゼット状態ですごします。増水やかんばつによって河川の植物は大きな影響を受けます。特にオオフサモなどをビオトープなどで使用する場合は増えすぎないようにコントロールする必要があると思います。