カテゴリ: 筑波山/筑波嶺/筑波山と霞ヶ浦 タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 筑波山/筑波山麓/筑波山と霞ヶ浦 市町村: つくば市 (登録日: 2007/04/25 更新日: 2011/12/10)
筑波山・筑波山神社【祭神】筑波男大神(つくばおのかみ)〔伊弉諾尊〕(いざなぎのみこと)・筑波女大神(つくばめのかみ)〔伊弉冉尊〕(いざなみのみこと)【境内神社】春日神社(西殿)・元山内104社のうち81社を明治41年9月境内摂社春日社に合併日枝神社(東殿)・明治40年〜41年雷神社、愛宕、八幡(沼田)、日枝・武頭(国松)愛宕・浅間(上大島)を境内摂社日枝神社に合併その他境内神社末社は多い。筑波山は古代の山岳信仰時代から崇められ、信仰の拠点として日本各地から多くの参拝者が訪れた。万葉集や古今集ほかでも筑波山は数多く詠まれ、西の峯、男体山頂(871m)には筑波男大神(伊弉諾尊)が東の峯、女体山頂(877m)には筑波女大神(伊弉冊尊)が祀られている。筑波山中腹の270m地点には筑波山神社拝殿があり山頂の境内地(筑波山)をご神体として崇め祀る古代からの形式が維持されている。その古代信仰に発し、古来春秋両季に行はれる御座替祭に供へまつる神衣に御神霊を奉遷して御神体となす。筑波山縁起によれば、筑波山神社の創祀は遠く神代に始まる。天地開闢の始め伊弉諾尊、伊弉冉尊の二尊が天祖の詔を受けて高天原を起ち、天の浮き橋に並び立ちたまい天之瓊鉾(あめのぬぼこ)を以て滄海をかき探りたまへば鉾の先よりしたたり落ちる潮凝って一つの島となる。即ち二神は東方霊位に当る海中に筑波山を造り得て降臨したまい、天之御柱を見立て、左旋右施して東西御座を替へたまい、相対面なされて夫婦となり大ハ洲国及び山河草木を生みたまう。次に日神・月神・蛭児命・素養鳴尊を生み八百万神を生みたまう。記紀に伝わる「おのころ島」とは筑波山のことで`この故に筑波山は日本二柱の父母二神、皇子四所降臨御誕生の霊山であり、本朝神道の根元はただ此の山にあるのみと伝えている。 また詞林釆葉抄は「筑波山という名は、天照大神此の山嶺にて紫の筑琴をひかせたまうに、水波の曲に至り、鹿島の浦の波雲に乗って飛び登り、此の山の嶺に着きにたりけり。よりて着波山という。しかして琴名によって筑波山という、と」と記し山麓の小田城中で北畠親房卿が神皇正統記を著した頃、筑波山が父母二神を祭る天照大御神御親祭の貴き斎庭(ゆには)であった。と伝える伝承が弘く行はれてゐたことを示してゐる。春秋二季の御座替祭の由緒や筑羽子(つくはね)羽子板(はごいた)の起元伝説にも諾冊二尊と天照大御神とが筑波山に密接して語り継がれ、文化年代の筑波山私記にも「土民相伝ふ、日神筑波山に降誕あり、後、伊勢に遷りたまうと。此の山、日神の御山なりと云うこと三歳の小児まで伝説す。史伝、旧記に引証するを待たずして人これを信ず。真の口碑と云うべし」と記されているように筑波山における諾冉両尊と天照大御神の諸説は他に比類のない神秘に富んだものと伝えている。「以下略【茨城県神社誌】TXつくば駅から筑波山へ ◆筑波山ケーブルカーで山頂へ。ロープウエイでつつじヶ丘へ筑波山神社から社務所を過ごしてやや登ったところに 筑波山ケーブルカー宮脇駅があり約15分ほどで山頂駅に着く。(April/2007) 現在 ケーブルカーの片道料金570円。男体山山頂駅から山頂までは徒歩でやや急勾配15〜30分。ケーブルカーを片道利用し山頂駅から女体山頂までやや緩やかな勾配15〜30分。、女体山頂まで徒歩15〜30分、女体山頂からロープウエイ展望台まで約5分。展望台から1〜5分で女体山駅。女体山駅でロープウエイを利用してつつじヶ丘までやく6分。ロープウエイは(April/2007) 現在片道600円シャトルバスはつつじヶ丘発最終がpm5:00(4月〜11月)、pm5:00(12月〜3月)土日祝日は30分毎、他の日は1時間毎に発車、つつじヶ丘から筑波山神社入り口まで約10分、つつじヶ丘からTXつくば駅まで(April/2007)現在片道大人850円。 TX秋葉原駅から筑波山きっぷセット(2日間有効)が大人4,300円、子供2,180円で秋葉原→TXつくば駅→筑波山神社入り口・つつじヶ丘(筑波山シャトルバス)ケーブルカー・ロープウエイ乗り放題→つつじヶ丘・筑波山神社入り口(筑波山シャトルバス)〜TXつくば駅→TX各駅。(April/2007) 現在。●筑波山‐山頂からの景観‐霞ヶ浦2006/3 ● 筑波山頂から加波山・吾国山・涸沼・水戸方面 ● 筑波山ロープウエイつつじヶ丘〜女体山・山頂 筑波周辺の名所旧跡は『筑波山/筑波嶺/筑波山と霞ヶ浦 』 http://www.kasumigaura.net/usr/mizukusa/Kasumigaura/cat/TSUKUBASAN_KASUMIGAURA.htmlをご覧下さい。