カテゴリ: 石岡市の自然/歴史/文化ほか タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 霞ヶ浦流域の歴史と史跡 市町村: 石岡市 (登録日: 2007/07/05 更新日: 2011/12/10)
旧宇都宮街道の石造物・百観音、生馬神、水速女神・石岡市部原生馬神(いくまのかみ)百観世音水速女神(みずはやめのかみ) 石岡市は江戸時代常陸府中と呼ばれた。現在の府中中学校と府中小学校を結ぶ交差点が宇都宮街道入口で小学校脇の道から現在の柏原工業団地を通り南山崎〜嘉良寿里〜瓦谷(かわらい)方面へと続く。旧街道時代の石造物が現在は道幅が狭い街道の脇に立ち並んでいた。百観世音は文字頭に西国、板東、秩父の文字が見え国中の百観音がこれひとつに。水速女神は街道を行く人の水や地域、田畑の水の神であろう。多くの人の祈りがあった。この街道から離れているがここから直線で南約5kmの地点には龍神山があり、遠く離れた場所から雨乞いに多くの人々が訪れたと云う言い伝えがある。龍神山佐志能神社は村上の社に[くらおかみのかみ]、[石岡市村上]が祀られ、染谷の社には[たかおかみのかみ]が祀られている。二つの佐志能神社の両祭神をあわせて龍神と称して雨の神である。(茨城県神社誌)