カテゴリ: 蓮と霞ヶ浦 タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 蓮田・霞ヶ浦 市町村: 小美玉市 (登録日: 2007/08/21 更新日: 2011/12/10)
野蓮と湿原、霞ヶ浦、高浜付近2007私の好きな霞ヶ浦のスポット。霞ヶ浦っていい!野蓮とコウホネと水中の葦が湿原を形成。人は自然に勝てるか?石岡市高浜、恋瀬川河口付近から小美玉市高崎(旧玉里村)までの霞ヶ浦湖岸は自然の湿原、ヨシ原がかなり昔のままの姿に近く残されている。量的には減っているが美しい霞ヶ浦を保っている。高崎の野蓮は夏、美しいピンク色の花を咲かせる。かっては盆花に収穫船が採取した。上高崎、湖岸で目を凝らし彼方水中の葦原を見ると手前にコウホネの群落がみられる。 高崎付近の霞ヶ浦はかって湖岸から100m位先までササバモなどの大きな群落が隣り合ってあり、釣り人がその間で竿をおろしていた。魚篭(びく)に入りきれないほどの鮒や鯉の収穫が時折あった。風の日の波はこれらの沈水植物や野蓮、真菰、葦の湿原によってかなり弱められた。野蓮はやはり高浜から高崎までの湖岸近くにかなり多くあった。野蓮は大きな群落であったが間は棹船が行き来出来た。所々にはこいせんや鮒箭が仕掛けられていた。知人の漁師さんの話によると恋瀬川の水流が玉造近くまであったそうだ。現在は園部川河口と梶無川河口部の水中に築堤があり水の移動は穏やかであるが水の流れを複雑にしている。