カテゴリ: 昆虫、蝶、トンボほか タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 蝶/霞ヶ浦流域 市町村: 石岡市 (登録日: 2008/10/05 更新日: 2011/12/10)
アサギマダラ(蝶)とフジバカマ08/10アサギマダラ(Asagi madara)Scientific name: Parantica sitaEnglish name:Chestnut Tigerタテハチョウ科アサギマダラ属アサギマダラ 私の家の周りには、いくつかのフジバカマの大株があり、多くの花をつけた。ことしは自分がアキレス腱を切ってそれらを剪定できなかった。9月に入って多くの蝶や蜂(オオスズメバチやスズメバチ、ほか)昆虫が多く集まってきた。幸い飛び交うスズメバチの襲撃も受けなかった。アサギマダラはフジバカマが気に入ったようで数日続けてみられた。最初は近づくとすぐ逃げてしまったが繰り返すうち逃げなくなった。空高く舞い上がって行くがフジバカマのきつい花粉のにおいを嗅いでかまた戻ってくる。最初は蝶の名前を確認できなかったが図鑑でそれらしいことがわかった。フジバカマ フジバカマは1980年代、霞ヶ浦周辺の河川の土手近くでみつけ、挿し木を試みたところよく活着した。私が知る付近に有る自然界の個体は、土手の工事によるものか消滅してしまった。その後、家に残った個体から多くのテスト結果が得られた。フジバカマは庭などで大株になり、とても強健な植物である。河川敷では実生で繁殖はするが大株の個体が続けて残ることは極めて難しい。理由は生育期に増水などで株が水没すると、呼吸ができなくなり枯れ死する。河川敷などでは実生の個体が一時繁殖するが上記の理由で群落形成は少ない。また、新規工事後の場所など、非栄養の土地では個体が成長できない。また、フジバカマの根は太く柔らかいので根瘤センチュウがつきやすい。すぐには枯れないが、徐々に勢いが弱って行く。挿し木で更新するとよい。実生の発芽も極めてよい。種の完熟後、とり蒔きか、ポリ袋に入れ保し、春先、種を湿らせて蒔くと発芽がよい。(注意:かびないような場所に保存する。)公園の一部などで群落実験をするとおもしろいかもしれない。フジバカマは強剪定をするとその年の葉がヒヨドリみたいに一枚葉になってしまうことが多い。挿し木ばかりによるクローン増殖は同じ個体なので種の多様性がない。アサギマダラ(Chestnut Tiger)とフジバカマ。↓
❤(*^。^*)❤(^。^) ・・・test ●photo of Panoramio mizukusa kasumigaura (Panoramioの写真)