おやおや。朝日新聞の山形版(97/05/07付)を見ていたら、地方面に何と私の茨城県の母校の写真が載っていたので驚きました。山形県新庄市出身の知られざる偉人、建築家・駒杵勤治(こまぎね・きんじ、1877年〜?)を扱った記事でした。記事によると、駒杵は、東京帝大建築科卒業後、茨城県庁に入り、わずか在職2年の間に、20代の若さで茨城県内の旧土浦中学校本館、旧太田中学校講堂などを次々と設計したということです。この記事は、新庄市ふるさと歴史センターが開いている「明倫堂特別公開講座」のテーマ「新庄・最上にかかわりがあった人」を紹介したものでした。この公開講座では、貸し切りバスで山形県から茨城県に駒杵設計の名建築を見に行くのだとか。 上のビデオを撮った時に設計者の名前は気に止めませんでしたが、意外な歴史的背景があったものです。
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