1999年に何をするか。実は、大変困ったことがいくつかあります。2000年問題対応? そう、この問題も実は1999年の課題になるはずでしたが、2000年問題は1998年のうちに対応しておきました。とめどもなく拡がり続ける興味、増え続けるバックログ、大規模化し続けるサイト、根本的なエンハンスができないまま現在に至るPopCorn…、これらの問題解決に迫られてきています。数値地図も活用したいし、Javaも取り入れたいし、連想マッピングも実現したいし…、と課題はより増えてきました。久しく保留扱いにしていた分散データベースの方向性の復活(1997年当初には時期尚早と感じていた分散指向のニーズがその後の2年の間に非常に高まってきたなあ)、XML(この技術の潜在力は非常に大きい)への対応、なども課題です。こういった内容面、技術面の問題ばかりでなく、もっと有効なウェブ活用の方向性も見出したいところです。さしあたって、画像素材などのフリーデータ化を宣言することにします。XMLはネット上での素材再利用に新たな道筋をつけるものですが、これも遅かれ早かれ対応することになるでしょう。「皆に愛されるサイト」、小中学校での地域学習に役立つ教材サイト、この辺りを目指して、これまでどおりに気負うことなく3年目・1999年を楽しみたいと思います。
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