カテゴリ: ミクリ・霞ヶ浦水系の水草 タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 霞ヶ浦の水草・ミクリ 市町村: かすみがうら市 (登録日: 2005/07/01 更新日: 2011/12/10)
ミクリ・かすみがうら市形状の異なったミクリ1 霞ヶ浦への流入河川でミクリが開花していました。今年(05年3月28日)の時はセキショウモの群落かと思いました。その後河川の中洲に生育しているものは抽水になり、流れに生育のものは沈水性が多く一部は浮葉のものも見られます。葉の幅は9ミリ〜1.4ミリ位、抽水のものが6月25日頃からかなり多く開花が始まりました。全長40cm〜70cmで花序は分枝が見られず雌花は4〜5個、稀に6個。雄花は8〜11個位、一番下の雌花の一部にはには短い柄がある場合もある。(腋性)、多くの個体は雌花が主軸に合着し腋上性でした。全体的には開花のはじめのものが多く、重なりあったような感じでした。ミクリ全体の感じは短い感じです。開花が進み主軸に変化が見られる可能性もあります。群落は約200メートルに渡っていますがその1km上流にも沈水群落があります。昨年かなり河川の清掃のあとが見られ春先土手に捨てられた個体をひとつかみ採集し栽培したところ小さな実をつけました。このミクリ群落の周囲にはコウホネ群落も見られました。★☆☆★ナガエミクリと思われますが詳しくは調査鑑定のあとで。