府中城の土塁には巨大な古木が生えて辺りを薄暗くしています。このような歴史的な空間で学ぶことができるのは、石岡小の児童の特権かもしれませんね。ただ子ども心には、この歴史的環境は恐いものに映るかもしれません。「常陸のみやこ・一千有餘年之地」碑の辺りには蝉がたくさんいました。時々空中を水平に飛ぶ蝉の姿が見えましたが、私自身に蝉がぶつかってきたときには本当に驚きました。それにしても、この歴史的空間に石岡市民会館を建てたのは、石岡市の失政ではなかったでしょうか。市民会館建設当時から、市民からの建設反対の意見は強かったようです。
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