タイトル: タイトル一覧・霞ヶ浦の自然 動植物・地域歴史・筑波山・自然ほか: 霞ヶ浦流域の水草 市町村: 行方市 (登録日: 2006/08/13 更新日: 2011/12/10)
出水と植生の変化・高須湖岸2006/7〜8月霞ヶ浦大橋、行方市下流側には1990年前からタコノアシの群落があった。最初は橋からやや上流側にかなりの個体があったが群落を巡る水流が乾燥しなくなり現在は下流側にさほど多くはないが群落が移動している。秋の台風で霞ヶ浦の水位に変化の多かった2004年砂地にあったタコノアシは完熟後の冠水で枯れ死した。2005年春、多くの実生が見られたがこの年は冠水が一度もなく個体が短いまま伸びきれなかった。2006年は前年の残った短い個体と新たな実生が見られたが7月の大雨による冠水で急に成長した。他の植物には大きい変化は見られなかったがわずかあったフジバカマは枯れ死した。2004年完熟後のタコノアシ大株の冠水による枯れ死が意外であった。